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モンテーニュの随想録(エセー)の愛読者は、そうでない人よりも10~15年も長生きする!?

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2009年11月23日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月23日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 2014年に国書刊行会から出版された関根秀雄訳の『モンテーニュ随想録』の「はしがきにかえて━モンテーニュとの六十年」に、
中年から随想録の愛読者になった人たちは、そうでない人たちより十年や十五年は長生きしている。
 と書かれている。

 『モンテーニュ全集』の編者であるアルマンゴー医博が、当時専門の衛生学の学会誌に報告された文章だそうである。

 よくよく読んでみると「中年から」という条件付だから、「若い頃」からの愛読者であるヒゲジジイは、これ以上老醜を晒さなくても済むかも知れない。

 確かにアルマンゴー医博の享年は92歳、虚弱だった関根秀雄先生も享年は91歳。

 別にあやかりたくもない。
 
 ちなみに、上記の2014年発行の関根秀雄訳の『モンテーニュ随想録』は、増補決定版と銘打っているだけに、5~6回の改訳が行われた最終的な決定版であり、関根訳の中では最も読みやすく、理解しやすい。

 1万数千円もするあまりにも高価な書籍なので、皆に奨める気は毛頭ありませんけど・・・

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2011年11月23日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年11月23日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ




42年以上の漢方相談事例で、慢性関リウマチが根治したように思われる人はとても多い

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2008年11月24日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月24日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 土曜日の午後に常用されている漢方薬が切れたので、補充購入に来られた人が、店が閉まっていたというので、本日やって来られた。
 (土曜日はいつも昼までの半ドンで、慌しかった午後の様子は、先日のブログで書いた通り。)

 その人曰く、関節リウマチで、漢方薬が途切れるまでは、まったく無症状になっていたのに、2日間飲まないでいると、各関節に違和感が生じてきたと言われる。

 病院治療では思わしくなかったので、全面的に漢方薬を利用されるようになった人ではあるが、
 「関節リウマチでも根治する人はいるのでしょうか?」というご質問。

 無症状になっても念を入れて、延々と10年以上どころか、20年以上も予防がてら続けている人も多いのだが・・・

 過去には実際のところ、漢方薬を何年か続けて、症状がまったくなくなった頃、次第に服用が途切れがちになり、いつの間にか飲まなくなっても再発がないのでそのままになっていた人も多い。
 
 ところが、ご家族の相談などで、久しぶりにやって来られて、ご本人はそのまま長年の関節リウマチが根治したよう思われる人が、これまで何人もおられた。
 10年以上も再発がなければ、やっぱり根治と言いたくなるだろう。

 だから、うっかり薬が途切れがちになったときに、無症状が続くようだったら、その人達と同じように、(厳密に言えば根治とは言えないかもしれないけれど)、ほとんど根治といってよい状態になることは、大いにあり得ることですよ、と励ましてあげたのだった。

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2008年11月24日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月24日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2008年11月24日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月24日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2008年11月24日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月24日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年11月24日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月24日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

きっかけは、花粉症によく効いた病院の小青竜湯を常用していたら、頑固な不眠症を生じたことから・・・

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2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 本日、関東から来られた人の相談内容。

 病院で、花粉症に小青竜湯を投与されて不眠症になり、睡眠薬を投与されて常用中、副作用を感じたので服用を止めた後、さらに様々な自律神経発作症状が勃発して泥沼。

 花粉症にはよく効果を発揮しても、不眠症という副作用を生じては元も子もない。
 花粉症くらいで覚醒作用のある麻黄が配合された小青竜湯を安易に常用させるべきではないだろう。
 小青龍湯で即効が出るなら、あくまで頓服使用が無難である。

 藿香正気散や衛益顆粒(玉屏風散エキス製剤)など、もっと穏便な方剤を優先すべきで、様々な副作用を生じやすい小青竜湯を安易に1日3回も規則的に常用をさせるべきでないだろう。
 といっても、残念ながら衛益顆粒や藿香正気散の各エキス製剤は保険適用外である。

 いずれにせよ、村田漢方堂薬局では、花粉症くらいで小青竜湯を販売することは、超滅多にあり得ない。

 小青竜湯というのは、いくら花粉症に効果があっても、漢方薬では滅多にあり得ない副作用が大なり小なり生じやすい、とても癖のある方剤だからである。

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2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年11月25日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年11月25日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
 

初期の数回が肝腎なのに、ハナから1ヶ月に1度しか来れないという

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2008年11月26日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月26日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 そういう人に限って、かなりお気楽で、病状も極めて軽症。

 地元で苦労もせずに、安易に遠方を目指してやって来る。遊び半分としか思えない。
 なるほど、「実家が下関なので~」というお気楽さが却って真剣さが欠如している証拠としか思えない。

 そのような有利な状況にあっても、1ヶ月に1度しか来れないというなら、7~14日毎の微調整は不可能。

 ヒゲジジイの遅い昼食時に、上記のような新規相談者が店頭に訪れたそうだが、残念ながらお断りとなった。

 最初から一発で選んだ方剤類が確実にフィットするとは限らない。
 運よく最初から適切な方剤の配合が見つかれば、2回目の確認後には、通信販売に切り替えることも可能だが、そうはなかなか問屋が卸さないのが弁証論治の難しいところである。

 短期間に弁証論治を繰り返し、必要に応じて方剤を追加したり入れ替えたりという配合変化や微調整を行うのが、中医漢方薬学世界の常識中の常識である。

 時には、1回来られただけで、物凄くよく効いたから、同じものを送ってもらえないかとメールや電話で問い合わせる人がおられるが、各種の疼痛関連疾患に多い現象で、そのようなケースでは、2回目の来局はないまま、通信販売に切り替えて、順調に治っていったケースもあるが、これなどはあくまで結果論のことである。

 同じ論法で、2回目の来局後の微調整がずばり的中して、その後は通信販売に切り替えることが出来たというケースこそ意外に多いが、これなどもあくまで結果論のことで、アトピーなどの極めてデリケートな疾患では、ほとんどあり得ない。

 実際には10年近く前までは、アトピー性皮膚炎のようなとてもデリケートな疾患でも、1度来られただけで、あとは通信販売に切り替えて、メールや電話の報告によって微調整を繰り返し、苦労の果てにしっかり改善が得られたケースも多かったが、現実には1度だけの来局では、あまりにもこちらの苦労が大き過ぎるので、そんな不正確で無理な頭脳労働はやらないことにしている。

 いずれにせよ、せめて最初の数ヶ月は、7~14日毎に通える意欲と熱意があるに越したことはない。
 
 通える体力がまったく無いという人の場合、無理して却って病状を悪化さては本末転倒であるから、当方の漢方相談は残念ながら問題外と言わざるを得ない。

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2008年11月26日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月26日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2008年11月26日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月26日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年11月26日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月26日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年11月26日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月26日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

重大な疾患の不安を抱える人達には、ややご高齢の新規相談もかなり多いが

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2008年11月27日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月27日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 家族に奨められた訳でもなく、以前、様々な疾患が村田漢方堂薬局の漢方薬で根治した過去を思い出された人達が、ややご高齢になって重大な疾患が見つかったり、あるいは重大な疾患に移行する可能性が高いと診断され、みずからの意思と意欲で、久しぶりに相談に来られる人も意外に多い。

 久しぶりに来られてみると、以前と違って頭が硬直して融通の利かない話しになり勝ちの人もおられるので、「以前はあんなに聡明だった人が、どうしたのっ!?」と一喝してあげなければならない人もおられる。

 人のことは言えないものの、高齢になれば人によっては、本当に融通の利かない人になっていて愕然とさせられることがあるが、一喝して目を覚ましてもらう必要がある。

 なかには1年分をまとめて買えば、安くなるだろうか?という馬鹿げた質問をする人もある。

 当然、そんな無茶な買い方をするもんではない。
 まずは10日分を服用して、確かめながら補充すべきで、配合に間違いないとなったら1ヶ月分くらい徳用サイズで購入することは可能になるが、いくら何でも1年分なんて実に馬鹿げた買い方を考えること自体がトンデモナイ話し。

 ちょっとでも安く買いたいという本末転倒した願望が前面に出た馬鹿げた話に終始しそうな話しを聞いていると、叱り飛ばしたくもなるし、実際に叱り飛ばしている。

 あまりにピンボケの話に終始する人は、いくらなんでもハナからお断りせざるを得ない場合もある。

 とはいえ、多くはご高齢になっても、みずからの意欲で来られる人達だけに、こちらの一喝で、多くは目が覚めたように、本末転倒した考えを反省されるのだが、どうしても最期まで話が噛み合わずに、相談を打ち切らざるを得ないケースもあるのは止むを得ないことだろう。

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2008年11月27日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月27日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年11月27日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月27日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年11月27日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月27日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年11月27日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年11月27日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母

マイコプラズマの心配で受診したところ、投与されたのは葛根湯だったとはトンデモナイ!

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2008年11月29日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月29日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 手持ちの天津感冒片や涼解楽などで、発熱は治まったものの、乾燥咳が止まらないので、1日分残っていた竹葉石膏湯などで軽減できたものの、2週間経っても、咽喉腫痛が残っているので、念のため病院に受診したところ、投与されたのは葛根湯だった!
 
 症状を詳細に伝えて、職場でマイコプラズマに罹っている人がいたので、その心配も伝え、適切な抗生物質でも投与を受けるつもりだったのに、投与されたのが葛根湯だったので愕然としたという患者さん。

 先日、手持ちの常備薬が無くなったり少なくなっている竹葉石膏湯や五涼華などの補充購入がてら、上記のような、救いようがない漢方薬の誤投与を受けた体験談をされながら、苦笑いのお馴染みさん。

 天津感冒片や涼解楽、五涼華などによって通常なら咽喉腫痛は治療できるところを、マイコプラズマを心配して念のために受診したというのに、葛根湯証という診断には呆れ果てるばかり。

 ともあれ、マイコプラズマ肺炎で、乾燥咳が病院治療ではなかなか取れないことが多いが、竹葉石膏湯が適応することが多いので、そのこともあって以前、ヒゲジジイがコタローさんに強く依頼して、竹葉石膏湯エキス製剤の市販が実現したものでもある。

 マイコプラズマ肺炎が疑われる場合は、早急に病院に行くべきだが、それでも直りが悪い人にしばしば遭遇するが、そのようなケースでは、症状に応じて天津感冒片や涼解楽、五涼華のみならず、症状に応じて乾燥咳であれば、竹葉石膏湯や辛夷清肺湯+小陥胸湯加減製剤など、漢方薬でも対処する方法があるはずである。

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2008年11月29日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月29日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2008年11月29日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月29日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年11月29日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年11月29日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年11月29日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年11月29日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母


子宮頸部中等度異形成と診断されていても、既に上皮内癌が生じていたケースもあるので

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2008年11月30日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月30日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 今年は子宮頸部中等度から多くは高度異形成の女性達が、円錐切除前から漢方薬を利用された人もおられるが、できるだけ手術を避けたいと、漢方薬類を利用されながら、経過観察を受けている人もおられる。

 高度異形成で円錐切除された人の多くは、経過観察でその後も順調だという人が多く、まだ異形細胞が残存している部分があると診断された人でさえも、漢方薬類の服用を自主的に激減されたり中止した人も多い。

 中等度異形成と診断されていた人でも、実際に円錐切除後の検査では、すでに上皮内癌が発生していた人もおられたが、切除後の再発率は低いとはいえ、その後も安心のために漢方薬類を継続されている人もおられる。
 
 手術をなるべく避けたいと考えておられる人は、医師に円錐切除を奨められながらも延ばしのばしにして、漢方薬類を熱心に続けたところ、数ヵ月後の検診では変化なしで落胆されていたが、先日の検査でははじめて異形細胞は見られず、正常細胞ばかりと診断されたという。
 喜びの連絡があり、太鼓判を押されるまで頑張るべく、漢方薬類の補充の送付依頼があった。

 手術を免れて喜ばれていたが、円錐切除をそれほど怖がらなくても、手術経験者は、決してつらいものではなかったとの報告が多いのだが、何はさておき、異形細胞が皆無となったことは幸いである。

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2008年11月30日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月30日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2008年11月30日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月30日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2008年11月30日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月30日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年11月30日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月30日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

柴胡加竜骨牡蠣湯の出番が目立つ不安な時代

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2008年12月01日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年12月01日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 柴胡加竜骨牡蠣湯は、村田漢方堂薬局でここ数年以上、現実に広い領域で大活躍している。

 不安を抱える人達の様々な領域に有用な方剤であることに間違いない。

 不安神経症気味の多くの領域で、胃神経症や心臓神経症のみならず、精神的に動揺しやすく血圧が不安定な人、変わったところでは条件が揃えば意外にアトピー性皮膚炎に驚くほど有効性を発揮する場合もある。

 炙甘草湯証が否定されるタイプの不整脈にも条件が揃えば意外に効果がある。
 炙甘草湯証と合併しているときは、とうぜん併用もあり得る。

 ここ数年、有効例が異常に増えているというのは、不安な時代を象徴しているのかもしれない。
 不安の原因のまたその原因を追求すれば、究極的には生存に対する不安、要するに死に対する恐怖に違いない。

 死に対する恐怖を克服するには宗教や哲学なんて必要ない。

 あの世でもまた皆に再会できると信じれるかどうか次第である。

 ガジガジの唯物論者や理系人間に多い根深い懐疑論者は無理かもしれないが、素直な人であれば、柴胡加竜骨牡蠣湯の服用で、一定の安心立命に到達できる。

 といっても、柴胡加竜骨牡蠣湯単独で十分という人は少なく、多くは加味逍遥散や四逆散、あるいは牛黄製剤など体質と病状に応じた様々な併用方剤を必要としている。

 これまで病院治療はもとより、各地の様々な漢方薬局で無効だった人達ばかりなので、それだけ弁証論治が容易でなく、複雑化していたケースが多いからである。

 当然ながら、不安神経症の人すべてに柴胡加竜骨牡蠣湯がフィットするわけではないので、念のため。

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2008年12月01日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年12月01日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2008年12月01日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年12月01日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2008年12月01日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年12月01日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2008年12月01日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年12月01日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母



年末12月になると、常連さんやお馴染みさんの漢方の補充内容には季節的な特徴がある

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2009年12月02日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月02日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 寒い冬に向かって常連さん達の補充内容にはやや特徴がある。

 咽喉腫痛からはじまる風邪を引きやすい人達は天津感冒片・参蘇飲・涼解楽・辛夷清肺湯・地竜・牛黄・五涼華・板藍茶に白花蛇舌草など。

 初期には必ず寒気が強い人には参蘇飲や葛根湯・天津感冒片・板藍茶、白花蛇舌草など。
 葛根湯で寒気が飛んだ後には温病に移行する人も多いので、結局は天津感冒片も常備薬となっている。

 いずれのご家族も、ほとんど必ず各種の牛黄製剤のいずれかを常備薬として補充されているが・・・

 とりわけ今年の特徴的なことは、ノロウイルス感染に備えて五苓散や藿香正気散に板藍茶を常備される人がとても目立つ。

 その他、日頃から常用されている体質改善薬の補充も加わる。

 ヒゲジジイに長生きしてもらわなければ困るのよ、と30~93歳までの昔のお嬢さん方からしばしば念を押されるので、トウヘンボクな虫が動いて、お先に行って待ってますから、漢方薬は生き残ったウチの奥さんから買ってよ、と必ず応酬する毎日。

 12月に入ってこの2日間、漢方ファンの常連さんやお馴染みさん達の冬用の常備薬の補充に直接来訪される人達だけでなく、電話やメールによる補充購入の申し込みで店頭からかなりな量の在庫が減って行く。

 42年以上もこの仕事をやっていると、毎年年末の12月になると常連さんや久しぶりのお馴染みさんまで、千客万来となる日が折々に目立つようになる。

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2009年12月02日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月02日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月02日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月02日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月02日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年12月02日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

人間は猫に学ぶべきことが多い

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2008年12月04日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年12月04日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 足るを知る猫たち。

 人間よりも遥かに霊性の高い猫たち。


 人間は、なくて七癖。

 猫それぞれの癖はとっても可愛いけど、人間の七癖は、どう贔屓目に見ても、猫ほど可愛げがあるとは言い難い(苦笑。


 いま、テレビを点けたら、NHKで『「子供への投資」と収入を高める効果』という話題で議論している。

 どうしてもまともに付き合う気になれない地球上の人間達。

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2008年12月04日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年12月04日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月04日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年12月04日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月04日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年12月04日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月04日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年12月04日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

葛根湯薬剤師

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2008年12月05日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年12月05日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

人間の性格が突然豹変することがあるように、体質も大きく変化することもある。

 2007年08月04日 極端な体質変化の実例:虚寒証から実熱証への移行 とあるように、この女性は現在では完全な常連さんとなって、臨機応変に様々な漢方薬を利用され、元気に過ごされている。

 ヒゲジジイは長年、葛根湯はどうあっても無縁な方剤であったはずが、昨今は、折々に葛根湯が牛黄製剤に負けず劣らず重宝する体質に豹変してしまった。

 葛根湯医者ならぬ、葛根湯ヒゲ薬剤師になってしまいそう。

 蛇足ながら、慢性リンパ性白血病の女性の本日の報告。
 20年間近く、と思っていたが、正確に計算したらちょうど18年間、村田漢方堂薬局で多種類の漢方薬を利用されて、初期の10年間は3~5万の白血球が、その後ようやく1万8千~2万2千くらいに完全に落ち着いて8年間、体調も頗る良好な日々を送っていたが、いよいよ本日の報告では1万5千に初めて減って来たという。

 そこで主治医に「そろそろ根治するのでは?」と喜んで訊いたところ、少ないから良いとは限らないと答えられたというが、体調も良好なのだから、話しを合わせて「そうかもね」くらい言ってくれてもよさそうなものだが、西洋医学治療は皆無のまま、漢方薬類だけでここまで来られたのだから、素晴らしい成果だろう。

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2008年12月05日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年12月05日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

衛益顆粒が適応する玉屏風散証体質者は、折々に葛根湯証に変化する人が意外に多い

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2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨今、ヒゲジジイ自身が、やや汗かきになって衛益顆粒が適応するようになった。
 汗をかいてそのままにしていると、時には急に寒くなって汗がピタリと止まる。
 咽喉がむず痒くなって軽度の咳も伴うこともあって、すかさず葛根湯(+板藍茶)を1回服用すれば、すぐに温かくなって、風邪気味の症状が一挙に雲散霧消する。

 自身のことを書いてみたが、アレルギー性鼻炎の持病がある人の多くが衛益顆粒で即効を得て、体質改善に常用されている人が多いが、やや風邪気味になるとほとんどの人が上記のヒゲジジイのように、初期には葛根湯証を呈しているので、すかさず葛根湯(+板藍茶)を服用すると治まっている。

 変わった例では、やや熱証のアトピー性皮膚炎の人が、村田漢方堂薬局に通うために飛行機を頻繁に利用されているが、冷房にやられて寒くなったときには必ず葛根湯の頓服で即効を得る。
 清熱剤を使い過ぎて、却って頭痛が生じた時には葛根湯の頓服で解消する。
 同じ人が透明な鼻水の多い急性鼻炎を生じたときは、衛益顆粒の頓服で治まっている。

 他のアトピーの人でも、衛益顆粒+独活葛根湯を主体に他方剤の併用が明らかにフィットしている。

 止汗的に作用する衛益顆粒(玉屏風散エキス製剤)がフィットする体質の人が、発汗的に作用する葛根湯証を折々に呈する人ばかりでなく、両方剤を常用すべき体質の人すら存在する。

 中医学的な高度な応用方法の一つに、衛気虚体質の人が麻黄湯証を呈したときには、麻黄湯加黄蓍を使用すべきであると記載する中医学書があったが、中医学世界は奥深いところがある。
 つまり、麻黄湯に黄蓍を加えるのは、日頃の衛気虚によって消耗した汗の原料を加えることによって、麻黄湯による発汗作用を無理なく促進させるのである。

 このような使い方によっては黄蓍は汗の原料ともなるとは、いやはや、実に奥深い。

 ところが、衛益顆粒+独活葛根湯のような黄蓍を含めて薬味の多い配合ともなると、麻黄の発汗作用をしっかり防御して、表衛を温める作用だけが増強されるのだから、ますます中医学は奥が深いのである(呵呵。

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2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月05日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

渡り鳥がやって来る季節

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2010年12月06日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年12月06日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 先週は12月に入った途端、連日土曜日まで、ほとんど休む暇なく、常連さんやお馴染みさんの補充に来られる人や、発送依頼のみならず、まだ相談回数の浅い人達の弁証論治の詰めに追われた日々だった。

 そんな相談中の最中にかかって来た電話に、遠方の各地から、相談に行ってよいかという問い合わせが連日続いたという。
 いずれの人達も、既に様々な所で漢方薬を試してダメだったからというらしいが、もしかして、一箇所に落ち着けない渡り鳥さんたちかもしれない。

 数ヶ月ごとに漢方クリニックや漢方薬局を転々と移動する渡り鳥。

 遠方から通うには余程の決心が必要だが、いずれの人達も必ず行きますという電話だったそうだが、無理しなくていいですよ。
 ジンクスとして電話であらかじめ予告した人で、しっかり続けられた人は少ないし、一方的に予告されても、実際に来られなかった人は数知れない。

 メールでは、県外から、極めて深刻な状況のご家族の問題で、到底通える状態ではないので「絶対にクレーマーにはならないから、漢方薬を送って欲しい」という依頼には、お気の毒ながら、このような無理難題には、到底ご期待に沿えない。

 師走の渡り鳥が増える季節には、こちらも老体に応えるほど過重労働の日々が続いている。

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2010年12月06日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年12月06日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年12月06日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年12月06日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月06日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年12月06日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 
 

師走になると、急にどうして?

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2009年11月07日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月07日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 それでなくとも慌しくなる12月。

 どうして急に電話やメールの問い合わせが増えるのか、不思議でならない。

 問い合わせばかりが増えると、電話の応対に膨大な時間を取られるために、零細のジジババ薬局の機能不全に陥りかねない。
 
 直接通うには病状と体力的に不可能な重篤な疾患だからと、通信販売や、あるいは代理の人を寄こすからという依頼。
 
 到底応じる訳には参りません。

 あるいは困難を押して、遠路はるばる1度だけは直接連れて行くので、漢方薬をお願いしたいという無理難題。

 体力的にも病状的にも無理だと分かっておられながら、遠路の往復によって疲労困憊となり、致命的な結果になる危険性も無しとしないのに、本末転倒といわざるを得ません。

 お問い合わせされる人達の殆どが下関よりも遥かに都会地。

 そのような都会に暮らされながら、本州の端などの遠方に目を向ける前に、まずは地元を探すべきでしょう。

 ネットで探せば、都会地にこそ、立派な漢方クリニックや漢方薬局が五万と犇いていますよ。

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2009年11月07日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月07日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年11月07日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月07日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年11月07日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月07日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年11月07日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月07日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母


渡り鳥さんを説得

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2008年12月09日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年12月09日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

 朝一番は、ゼロ戦の設計などで知られる堀越二郎氏に直接薫陶を受けた経験のあるご高齢の男性が半年ぶりに新幹線に乗ってやって来られた。
 既に4年のお付き合いとなるが、重大な疾患をほとんど克服して、主治医の先生も漢方薬類の効果もしっかり認められている。

 久しぶりの御訪問で、お互いに積もる話に花が咲く。
 但し、理系出身者特有の実証科学絶対主義的懐疑論から、まだまだ『高次元のあの世の存在』を疑っておられるが・・・(苦笑。

 ところが、その次の訪問者が・・・。
 数日前、電話で予告されていた人だったが、案の定、渡り鳥さん。

 各地のクリニックを何軒も渡り歩いていて、腰が落ち着かない。
 漢方薬局は初めてだというのに、遠路はるばるやって来られる割には、あまりにも症状が軽過ぎる。
 各地のクリニックでも嫌がられる風だったと言われるが、ヒゲジジイとて同感。医師の先生方の気持ちは、とてもよく理解できる。
 年齢的な問題も含めて自律神経絡みの美容関連のこのレベルで悩まれること自体が、ヒゲジジイには理解困難だから、地元近辺の漢方薬局で相談に乗ってもらうべきだと2時間もかけて強引に説得。

 その間、お馴染みさん達は、ひっそりと女性薬剤師から入り口付近で補充の漢方薬を購入されて行かれる。

 お陰で、発送業務に大いに支障を来たし、夕方、運送会社の集荷に間に合わせるのにギリギリで、女性薬剤師は大汗をかいて孤軍奮闘していた。

 明日も電話で予告された人がおられるというが、もしかして、またまた12月に集中しやすい渡り鳥さんかもしれない。

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2008年12月09日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年12月09日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月09日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月09日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月09日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月09日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月09日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月09日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母
 


胃や心臓・血圧に不安がある人のクシャミ・鼻水・寒気には小青竜湯よりも藿香正気散(カッコウショウキサン)の方が無難

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2008年12月10日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年12月10日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 くしゃみ・希薄透明な鼻水・寒気には、世間では断然、小青竜湯が推奨されるようだが、村田漢方堂薬局では小青竜湯は絶対に奨めることはなく、必ず藿香正気散を服用してもらっている。

 これらの三拍子揃った症状の多くは、小青竜湯で即効が得られることが多いが、そのようなケースでも藿香正気散でも即効が得られることが多い。

 藿香正気散なら、胃障害や心疾患や高血圧がある人にも小青竜湯よりは安心して使用できる。
 小青竜湯は、若い年齢層でも胃弱の人には、くしゃみ・鼻水・寒気に効果があっても、往々にして胃障害を誘発しかねない。

 一般的によくみられる風邪の初期症状やアレルギー性鼻炎でみられるくしゃみ・鼻水・寒気には、敢えて胃弱や心疾患がある人達にまで小青竜湯を使わないでも、藿香正気散で著効が得られることが多い。

 アレルギー性鼻炎であれば、衛益顆粒(玉屏風散エキス製剤)だけでも、即効が得られることも多い。

 但し、希薄透明な水っぽい喀痰を伴う気管支炎や気管支喘息には、小青竜湯でこそ、極めて有用なケースがあるが、この場合には藿香正気散で代用するのは不可能である。

 とはいっても、高血圧患者さんや心臓に持病がある人、あるいは高齢者の場には、小青竜湯は副作用が生じることもあるので、使わないほうが無難だろう。

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2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月10日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年12月10日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

HPやブログに記載しているポリシーを熟読吟味

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2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 まだまだ中国地方は温かい冬が続いているが、常連さんやお馴染みさん達の補充購入の内容は、常用されている漢方薬類とともに、多くの人が風邪やインフルエンザ予防や治療関連の常備品の補充も目立つ。(ノロウイルス関連も含む。)

 すなわち、天津感冒片・涼解楽・配合比率の優れた葛根湯製剤・参蘇飲、藿香正気散・五苓散など。それ以外にも五涼華・板藍茶・白花蛇舌草など。


 それはともかく、ヒゲジジイ自身は世間で想像されるほどは決して怖い人間ではないつもりだが、日頃から公言していることと、ブログやHPに書くことにまったく異なるところがない、というだけのことである。

 そんなに怖い人間なら、10~40年以上も続く常連さんやお馴染みさんなど、存在するわけがないだろう。

 往々にしてブログやHPには綺麗ごとばかりを書きたくなるのが人情だろうけど、村田漢方堂薬局ではキレイゴトの建前などなく、本音しかないので、どのように工夫しても綺麗ごとを書く知恵が出て来ない。

 理解力のある本気の人達は、当方のHPやブログのポリシー部分を熟読吟味されて来られる。
 「誰がこんなに横柄な薬局になんか行ってやるものか!」と思ったが、地元では埒が明かなかったので、数年後に思い直し、意を決してやって来られたという人も珍しくない。

 昨日は、案の定というか、やっぱりというか、電話で予告された遠方の人はやって来られずに、そのかわりに県内から病院の漢方薬では治らなかった新規相談者が、緊張した面持ちでやって来られた。

 いずれにせよ、西洋医学治療のみならず、病院や漢方薬局の漢方でも治らなかったというほどの人達であれば、当然、お互いの根気勝負となることもあり得るので、不屈の忍耐と理解力がなければ、ハナから当方を選ぶべきではないだろう。

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2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月10日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

弁証論治に基づいた他方剤とともに、ご夫婦で海馬補腎丸も利用して、結果的に妊娠に成功した2例

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2010年12月11日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年12月11日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 もともと様々な不調を治すために漢方薬愛用者の御夫婦だったが、いつまでも妊娠できないというので、従来の漢方薬にそれぞれ海馬補腎丸の適量を併用してもらったところ、数ヶ月も経たないうちに妊娠し、めでたくご懐妊。

 その後、順調に出産されていたが、最近もう一人欲しいというので、海馬補腎丸も求められた。
 海馬補腎丸を併用すると、きっと妊娠が早いだろうと信じておられる。

 ところで、不妊治療の漢方薬を求めて昨年から奥様だけが通われていた人がおられたが、なかなか妊娠しないので、数ヶ月前からご夫婦で服用することになった。
 その機会に、はじめて奥様にも海馬補腎丸を追加することになった。

 ご主人には弁証論治にもとづいて知柏地黄丸製剤+少量の海馬補腎丸。

 奥様には引き続き、加味逍遥散製剤+桂枝茯苓丸料加薏苡仁+当帰芍薬散+補中丸に、新たに海馬補腎丸。

 数ヶ月でめでたくご懐妊。

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2010年12月11日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年12月11日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月11日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年12月11日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月11日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年12月11日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月11日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年12月11日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母


長いお付き合いになりそうな特殊なタイプの慢性リンパ性白血病

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2008年12月12日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年12月12日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 18年以上の長きに亘って、特にここ8年間は西洋医学治療は皆無のまま、多種類の漢方薬類で極めて良好な経過を辿っている実例は先日も書いたばかりだが⇒2015年12月04日
慢性リンパ性白血病の女性の本日の報告。
 20年間近く、と思っていたが、正確に計算したらちょうど18年間、村田漢方堂薬局で多種類の漢方薬を利用されて、初期の10年間は3~5万の白血球が、その後ようやく1万8千~2万2千くらいに完全に落ち着いて8年間、体調も頗る良好な日々を送っていたが、いよいよ本日の報告では1万5千に初めて減って来たという。

 そこで主治医に「そろそろ根治するのでは?」と喜んで訊いたところ、少ないから良いとは限らないと答えられたというが、体調も良好なのだから、話しを合わせて「そうかもね」くらい言ってくれてもよさそうなものだが、西洋医学治療は皆無のまま、漢方薬類だけでここまで来られたのだから、素晴らしい成果だろう。
 この女性の場合は頸部付近に見られた数箇所のリンパ節腫脹は10年以内にすべて消失している。

 本題の、もうお1人は、セカンドオピニオンやサードオピニオンでも、特殊なタイプといわれ、どこの大病院でも初めて遭遇するタイプのものだといわれる。

 幸か不幸か、体調にはまったく問題はみられないのだが、放物線を描くように白血球数が何万と増加していく。

 せっかく遠く県外から何度も通われつつ、村田漢方堂薬局の多種類の漢方薬を使っても、検査上では目立った効果は得られない。
 西洋医学の方でも、最近開発されたという治療方法を行っても、効果はまったくなかった。

 漢方薬類を一時完全に中止して、主治医の奨めにより、ミニ移植を行うこととなった。
 明らかな効果を発揮し正常な白血球を取り戻すことができたものの、微量の腫瘍細胞は残存するので、油断がならないと宣告されている。

 ミニ移植後は1年間、当方の漢方薬はすべて休止していたが、白血球は8~9,000前後で推移している。

 そこで以前から予定通していた通り、漢方薬類を1年ぶりに再開することとして、1ヶ月以上服用したところで、ここ1年間では初めて6,000代に落ちた。
 もちろん、体調は相変わらず頗る良好。

 これを励みに長いお付き合いになりそうだが、18年間かかっても尚改善に向かっている実例があるだけに、それを励みに気長い根気勝負が続くことだろう。

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2008年12月12日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年12月12日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月12日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年12月12日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月12日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年12月12日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

柴胡加竜骨牡蠣湯合四逆散で社会復帰できた人

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2009年12年14日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12年14日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 先日も、柴胡加竜骨牡蠣湯と四逆散の併用で、アッサリと社会復帰できた人がいた。

 以前、親御さんが鬱々として落ち込んでいたときに、四逆散を主体にした配合で、スムーズに回復していたので、ご家族にも漢方薬に対する信頼感があったのかもしれない。

 職場での人間関係に悩み、そのために転職したが、慣れるのに気を使いすぎたか、燃え尽き症候群のようになったか? 引き篭もって会社に行かなくなった。
 お酒ばかりを飲んで、寝てばかりいるという。

 本人の意思ではなく、ご家族が心配して連れて来られる場合、うっかり相談に乗ると、ご家族が突然クレーマーに豹変することがあるので、通常なら不得意分野だといってお断りするところだが、上述の通り、当方の漢方薬で親御さんが治ったことで信頼感が強いので、しっかり相談に乗ることが出来た。

 そこで弁証論治にもとずいて、柴胡加竜骨牡蠣湯と四逆散を併用してもらったところ、即効を得て、直ぐに社会復帰できた。

 その後、半月毎に2回、補充に来られていたが、運悪くいつも先客がおられるときだったが、とても調子がよいので同じもので大丈夫だということで、入り口付近で女性薬剤師から補充購入されて行かれたということだった。

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2009年12年14日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12年14日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年12年14日の茶トラのボクちん(5歳)
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2011年12年14日の茶トラのボクちん(7歳)
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