長年続いた疾患が、運よく即効があっても、それで直ぐにすべてが治るわけではない、というのは当然の話だが
2009年10月02日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ 10年以上、あるいは数十年も治らなかったような各種疾患が、10日以内に即効があったからといて、そのままの勢いで治るのは稀である。 実際に連泊で来られた僅か1日の服用で即効があった新規相談者には、しっかり伝えているはずだが、帰宅された後の効果が緩やかになるにつれ、「そのままの勢いで短期間で治るものと思っていたのに」...
View Article子供さんやご高齢者を、説得して連れて来られてもお断りせざるを得ない
2008年11月03日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母 村田漢方堂薬局では、じっくり時間をかけて弁証論治を行うので、難問向きであると思っている。 難問向き、という意味は・・・ 西洋医学治療はもちろん、様々な治療方法のみならず、最終的に漢方薬に頼っても改善が得られなかったという人達で、折々に通える体力を維持できている人達。...
View Article小谷野敦著『バカのための読書術』を、お奨め太鼓判で推薦していたところ・・・
2009年11月04日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ 茶トラのニックネームで、アマゾンのレビュー欄に、小谷野敦著『バカのための読書術』を「一部のイジケタ国家観以外は至って健全で健康的、お奨め太鼓判」 として、★4つで、ベタ褒めしたつもりだったが・・・ コメント欄に、著者の小谷野敦氏から直接、お前は差別主義者だ、と決め付けられた。 どうして差別主義者呼ばわりされるのか?...
View Articleこんどは 『アウト・オン・ア・リム』の訳者、山川紘矢氏からコメントが
2009年11月05日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母 例によって、茶トラのニックネームで、『アウト・オン・ア・リム 』(角川文庫)のアマゾンのレビュー欄に、 「不倫話ばかりが長く、あと少しの所で投げ出しました」 というタイトルで、★1つの評価をしておいたところ、そのコメント欄に訳者の山川紘矢氏から、 「何を読んでいるのか?」 という短いコメント。...
View Article幻滅する日々
2008年11月06日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ 若年の某転移ガンで数年、抗癌剤と漢方薬で戦っていたが、抗癌剤の効果が弱くなったからというので、某原発巣には認可されてない抗癌剤を敢えて使用されたところ、一気に腫瘍マーカーが一万を超えるまでに悪化し、転移巣もますます拡大した。...
View Article漢方治療では主訴に対する効果意外にも、とっても嬉しい附録が付き物
2008年11月07日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母 遠路はるばる通って来られる人の多い村田漢方堂薬局ではあるが、目的の疾患が治る前に、嬉しい附録がついて来ることもしばしば。 アトピー性皮膚炎で漢方薬を服用しはじめたら、朝の朝礼時には、いつも立ち眩みがして日々難儀していたが、短時日のうちに二度と起こらなくなって数ヶ月以上が経つ人。...
View Article外科系の方剤運用のヒントが充実、緒方玄芳著『漢方と現代医学と―漢方診療の覚え書』
2008年11月09日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母 1980年に出版された、なつかしい緒方玄芳著『漢方と現代医学と―漢方診療の覚え書』。 緒方先生が御健在な頃、当時『漢方の臨床』誌に互いに記事を連載する者同士のよしみで、金銀花の品質問題などについて、先生より電話を頂いたりして、意見交換をした頃も懐かしい。...
View Article新刊の近藤誠著『がんより怖いがん治療』が手元に届いたが・・・
2009年11月10日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ これまでも多くの近藤誠氏の著書を読んでいるとはいえ、今回の新刊は「総まとめ」といった感がある。 出版される前から既に、2014年10月18日 出版前から懸念される近藤誠著 『がんより怖いがん治療』 は、本当か?!...
View Articleこの仕事はやっぱし、神経を使うな~っ、といいつつも、この仕事でしか味わえない達成感
2008年11月11日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母 昨今テレビやネットニュースで目に付くことは、世間から見たら羨むような成功を得て名をなし、さあ~これから、ますますイヨイヨ、というところになって急死したり、命に関わる疾患に罹ったり、突然に事故死したりという、まるで「天道、是か非か?」という司馬遷の慨嘆を思い出すような出来事の報道が多い。...
View Article再び三度、近藤誠著『がんより怖いがん治療』は、本当か?!
2008年11月12日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイおたより:東海地方の内科医師 村田さんのWeb site上にある 2014年11月10日の記事(新刊の近藤 誠著「がんより怖いがん治療」が手元に届いたが・・・) を興味深く拝読させていただきました。...
View Article抗癌剤が逆効果となるケースついて、東海地方の内科の先生による推論(近藤誠著『がんより怖いがん治療』は本当か?!の第4弾)
2008年11月13日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母昨日の続きのお返事:東海地方の内科医師追伸 村田さんからのお返事を見て大切なことをお伝えし忘れていることに気がつきました。 「漢方薬によって抗癌剤の副作用をほとんど軽減でき、驚くほど体調が良くなり、すこぶる良好な状態を維持できているというのに、検査上では、癌の病巣が小さくなるどころか、ますます増大しつつあるケース。...
View Article子宮内膜症、チョコレート嚢種、子宮筋腫が併発している女性からのご質問
2008年11月14日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します 年齢 : 40歳〜49歳の女性 ご職業 : 教職 簡単なご住所 : 関東・信越地方お問い合わせ内容: こんにちは。私も5、6歳になる猫を飼っています。 私は7年前にチョコレート嚢種、子宮内膜症、子宮筋腫が併発していることが発覚しました。...
View Article続:子宮内膜症、チョコレート嚢種、子宮筋腫が併発している女性からのご質問
2010年11月15日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母折り返し頂いたメール: 早速、お返事いただきましてありがとうございます。 村田さんの文面を読んで、村田さんのおっしゃっていることが正しいのだろうと感じました。 来年春頃手術を受けることを前提に、貴店の処方してくださる漢方薬を試してみたいのですが、下記の質問の答えを教えていただけると幸甚です。...
View Article遠隔地から、肝硬変のご相談
2009年11月16日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します 年齢 : 50歳〜59歳の男性簡単なご住所 : 近畿地方お問い合わせ内容 : 2013年食道静脈瘤破裂を3度経験し、2度入院、年末に樹脂で固めてもらいました。肝硬変です。 血液の値は、未だ悪くありませんが、疲労すると熱がこもり下痢をしたり、緑の大便が出たりします。...
View Article合わないときは逆効果になりやすい十味敗毒湯
2009年11月17日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母 日本全国各地で、と書けば些かオーバーのようであるが、十味敗毒湯で酒皶(しゅさ)に使用され人達が、無効であったというのならまだしも、むしろ余計な発疹が生じて困った話など、しばしば耳に入ってくる。...
View Article紹介依頼:ALS(筋萎縮性側索硬化症)
2008年11月18日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)【 年 代 】:40〜49歳の男性【 地 域 】:関東【 お問い合せ内容 】:はじめまして。 義父の病状改善について質問させて頂きます。...
View Article水太りが茵蔯蒿湯+五苓散で、短期間で4Kg痩せた
2009年11月19日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母 様々な領域の漢方薬を8年近く利用されている比較的若い常連さん。 ある重大な疾患が数年以上の複雑な配合によって8割以上の安定した効果が持続するようになって以後の昨今。...
View Article天津感冒片や涼解楽および板藍茶や白花蛇舌草の調達が急に目立つ季節が到来
2009年11月20日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ 常連さんはもとより、今年の新人さん達でさえ、そろそろ風邪やインフルエンザに備えて、天津感冒片や板藍茶の調達が目立ち始めた。 なかには初期症状が風寒で始める人は、初期だけ使用するために、葛根湯など風寒に対処できる方剤を常備する人もある。 いよいよ、本格的な冬に備える季節が到来したということだろう。...
View Article難治性の眼科疾患による長年の激しい頭痛が清熱滋陰・化痰熄風の配合方剤で治ったら、暑がりになってしまった理由
2008年11月21日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母 難治性の眼科疾患に伴う激しい頭痛に、清熱剤とともに釣藤散と杞菊地黄丸の三方剤に高濃度の薏苡仁を併用してもらったところ、頻繁に生じていた激しい頭痛が消失するとともに、寒がりだった体質が、いつの間にか暑がりになってしまった。...
View Article