過去の保険漢方「小柴胡湯乱用」のトラウマにより、羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)漢方に素人の医師たち
2011年02月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母2019年02月08日 逆流性食道炎に特許取得のオルスビー錠が効かない人の漢方薬は・・・ に引き続き【再度のお問い合わせ】 お忙しいところ恐縮ですが、1つご質問してもよろしいでしょうか。 以前アドバイスをいただいて、逆流性食道炎の治療で柴胡桂枝湯を飲んでいる者です。...
View Article軽度の腎不全であっても、いずれは透析だ、と脅される患者さんたち
2009年02月28日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母 昨今、とても温厚になっているヒゲジジイは、過去のブログのようにあまりストレートな本音のブログを投稿する意欲も減退気味ではあるが、あまりにひどい話に遭遇すると、やむに已まれず書かざるを得ないのである(苦笑。...
View Article高齢者の急な腎機能低下の問題
2011年03月02日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母 先日、88歳になる男性が、2年ぶりにやって来られた。 2年前まで、アルコールが原因で発した肝硬変で7年間、多種類の漢方薬で基本的に検査数値がしっかり改善して諸検査がまったく正常となっていた。 クレアチニンはやや高いながらも、1.2前後で常に安定していたのだが、少し気になるところではあった。...
View Article「親」という漢字が示す通り、木の上に立って、温かく見守るのが親の務めであると宣われるが・・・
2011年03月06日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母 10日くらい前だったか?CSS放送の日テレNEWS24を見ていたら、児童虐待の問題で、昨今しばしばテレビ出演されている友田明美教授のインタビュー番組で、教授の発言に目が点になることばかりだった。...
View Article夜間の頻尿に八味地黄丸がまったく無効で口内がシビレ、六味丸で超即効
2009年03月18日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ もともと数年前、間質性膀胱炎と診断され、終日続く極めて不快な自覚症状が、猪苓湯+六味丸+白花蛇舌草など、数ヶ月の連用で完璧に快癒していた中年女性。 その後は、耳鼻咽喉科系の難治性の頑固な疾患で、荊芥連翹湯+当帰芍薬散などを長期間続けていたが、昨年秋頃より夜間の就寝中に4回の頻尿が続くようになったといわれる。...
View Article「抗癌剤をしなければ余命半年」という脅し文句
2010年03月21日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母 「抗癌剤をしなければ余命半年」と脅したのは、抗癌剤をしてもらうための方便だったと白状された主治医。 上半身と下半身の2種類の悪性腫瘍、手術後に転移が見つかり、それでも余命をはるかに過ぎても、抗癌剤による後遺症の強いシビレ以外は元気だが、精神的な不安感ばかりが強い。...
View Article「イチロー、イチロー」と盛んにイチローという言葉が聞こえてきて
2010年03月24日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ヒゲジジイ 「電車の真向かいに座っている男性2人が、さかんにイチロー、イチローと、ときおり私を見ながら、話している。どうして私が一浪であることを知っているのだろう?」 と聊か被害妄想気味の女の子。 電車を降りる頃になって、話の内容から、ようやく気が付いた、今話題のイチロー選手のことだった。...
View Article昨今流行の逆流性食道炎による食道がんの予防には?
2009年03月26日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ヒゲジジイ 逆流性食道炎の特許が取得できたオルスビー錠。 実際には効果が出る確率は5割以下とはいえ、某女性薬剤師が1回2錠では効果がはっきりしなかったので、自己責任で1回5錠に増やしてみると、かなり軽減できたという。 また、口内炎に効果のあるササヘルス。...
View Article短い余命を宣告しながら、副作用の激しい抗癌剤を投与される医療は、患者さんたちにとって、本当に正しいことなのか?
2011年03月27日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ 昨日も新規相談者は、村田漢方堂薬局で最も相談の多い肺腺癌のステージ4。 無症状の段階でたまたま毎年受けている検診で見つけられたという。...
View Article子宮頸部高度異形成は、順調にいくときは約半年の漢方サポートでクリアだが
2011年03月31日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ヒゲジジイ 先日、約半年の漢方サポートで、子宮頸部高度異形成が、異常なしとなったと報告があったばかり。 出産前に診断を受けていたものの、産後に消滅する場合もあるので、期待していたものの、産後も引き続き高度異形成が持続しているとて、半年前に漢方サポートを求めて来られた人だが、クリアできたもの。...
View Articleブログの散髪
2012年04月02日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ ホームページ制作用に借りていたYahoo!ジオシティーズが3月31日でサービスを終了したために、専門的な中医漢方薬学関連の拙論のホームページの閉鎖を余儀なくされた。 ことのついでに、このブログの頭にたくさん掲載していた拙論関連のリンクの殆どを削除して、大掛かりな散髪を敢行したので、かなりスッキリした。...
View Article今月は出産ラッシュ
村田漢方堂薬局の漢方薬利用者では、分かっているだけでも今月3名の出産予定があるが、先月以前にも2人目が生まれた人もある。 3名くらいのことで、出産ラッシュという表現はオーバーだが、村田漢方堂薬局は不妊治療や婦人科関連の漢方相談は、他の漢方薬局のように、特別な宣伝を行ってはいないので、同じ月に3名も重なるとは、珍しいので出産ラッシュとなるのである。...
View Article抗癌剤による心毒性に対して漢方薬や中薬類がサポートできるかもしれないこと
海外の研究でも、乳癌と診断されて9年を過ぎるころを境に、癌による死亡より心疾患による死亡のほうが多くなるという研究結果が2011年に示されていという。(参考文献:【特集記事】がん患者の心毒性に循環器医・腫瘍医の連携で取り組むcardio-oncology) この問題は一般的な抗癌剤のみならず、昨今、進歩の目覚ましい分子標的薬も同様の問題を抱えているといわれる。...
View Article野良猫に右手を噛まれて、さあ大変!
2019年1月14日の2代目クロちゃん(1歳未満) posted by (C)ヒゲジジイ 4月3日(水曜日)の夜、パソコンをテレビに繋いで、外国映画を観ていたとき、外で突然、走っている車が衝突する激しい音に続いて、子供が悲鳴を上げるような声が続く。 急ぎ、裏の塀越しに道路を見に行くと、クロネコらしき動物が、我が家の裏庭に駆け込んで、外階段の手前で座り込んだ。...
View Article4月末から始まる長期連休期間は、発送業務は大混乱必至!と心配される運送業界
女性薬剤師の包帯も取れて、手を水につけてもよいと許可がでたところで、それを見越されたかのように、発送依頼が殺到! 手の不自由も無くなったので荷造りの苦労もなく、スムーズに仕事が捗った。...
View Article数年前に永久削除したはずの『アトピー漢方専門ブログ』が、まるで幽霊ブログよろしく、こんなところに残されていた!
数年前、アトピー性皮膚炎の漢方相談は、他の疾患と異なって、最も時間と労力を要するものだけに、年齢的にも体力的な限界を感じるようになってしまい、これ以上忙しくなると、こちらの身がもたないという止むを得ない事情から、永久削除したはずの『アトピー漢方専門ブログ』がこんなところに残されていた。http://turfing3.rssing.com/chan-3470661/all_p1.html...
View Article残念ながら、末期癌であっても漢方サポートが可能なのは、服用可能な状況でなければ、何のお役にも立てない
【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)【 年 代 】:ご病気の方は40〜49歳の男性【 地 域 】:中国・四国地方【 お問い合せ内容 】: 村田先生、お世話になります。 2017年1月27日の午前中に伺った●●と申します。 その節はお忙しい中色々とお話をして頂き、ありがとうございました。 前回膵臓癌の再発転移の予防の目的で、漢方の話をお聞きしました。...
View Article日本の漢方薬は「ツムラ漢方」だけ、と信じ込んでいた人達
医療関係者以外の一般の人達が、病院で投与される「ツムラ漢方」のおかげで、日本の漢方薬は、すべて「ツムラ漢方」だけと思い込む人がいるとしても、まだ止むを得ないかもしれない。 しかしながら、最近遭遇した新規相談者で、しかも医療関係者が、村田漢方堂薬局で出された漢方薬が、ツムラ漢方ではなく、保険のきかな某社の漢方エキス製剤ばかりであるのに、激しく驚愕されることがあった。...
View Article補陽還五湯エキス剤を本来あるべき効果を発揮させるための工夫
日本で製造される補陽還五湯のエキス製剤は、本来この方剤としては、かなり大量に配合されるべき黄耆が、1日量が僅かに5gというのでは、この方剤の立方趣旨から考えても、あまりに少な過ぎる。 中国における標準的な黄耆の配合量は、1日量で30~120gであるから、せめてそれに少しでも近づけるには、衛益顆粒(玉屏風散エキス製剤)を併用すれば、1日量に黄耆がさらに6g加わって、合計11gに増やすことができる。...
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